
これらの問題・課題は、私たちの身近にも存在しており、
共に取り組まなければ、この美しい地球は救えない
ところにまで来ているのです…。
2015年9月25日の国連総会において、加盟国(193ヵ国)全ての国が全会一致で、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標の採択がなされました。
17のゴール・169ターゲットから構成されたこの目標の達成に向けて、現在、地球規模で取り組みがされています。
<SDGsとは…>
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
<参考:外務省 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html >
地球温暖化は陸、海を問わず、世界全体の環境が受ける影響ははかり知れません。
地球の温暖化は過去135年の間に約0.85℃上昇したともいわれています。
大規模な災害を引き起こす異常気象、海面水位上昇による陸地の水没など。
人間が暮らしの中で排出する二酸化炭素、温室効果ガスの量は、もはや森や梅が吸収できる量の2倍ともいわれています。
出典・参考:環境省ホームページをもとに作成
https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/r03/html/hj21010102.html#n1_1_2_2
世界の森林面積は1990年の41.28億haから、2015年には39.99億haに減少しました。※1
森林減少の大部分は、南米、アフリカ、熱帯エリアの途上国で起こっており、これは、人口増加や貧困、商品作物の生産拡大等を背景として、森林が農地に転用されていることが主な原因だとされています。
また異常気象等による自然災害(大規模な山火事)などからも影響をしています。
※1 国連食糧農業機関(FAO)世界森林資源評価(FRA)2015
出典・参考:環境省ホームページをもとに作成
https://www.env.go.jp/nature/shinrin/index_1.html
WWFが2018年10月30日に発表した『生きている地球レポート2018』で、調査対象となった代表的な哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類の個体群が、1970~2014年の間に平均60%減少したことがわかりました。※1
※1 出典・参考:WWF JAPANホームページ
https://www.wwf.or.jp/activities/activity/3779.html
また海洋におけるマイクロプラスチックも問題となっています。定義は諸説あるようですが、5mm以下の大きさのものがマイクロプラスチックと一般的には認識されているようです。
非常に小さいため回収できないという問題とそれを海洋生物(魚類、甲殻類、貝類やカモメといった海鳥、アザラシなどの海洋哺乳類)が誤嚥してしまい、死んでしまうということ。
結果、海洋生物の生態系が崩壊へと向かっていることです。
世界の総人口は2015年時点で約73億5,000万人とされており、2050年には約97億3,000万人にまでなると予測されています。※1
人口増加は水使用量の増加につながります。
世界の水の使用量は1950年から1995年の間に、約2.74倍となっており、同期間の人口の伸び(約2.25%)よりも高い結果となっています。特に生活用水の使用量は6.76倍と急増しました。※2
こうした人口増加にともない「水ストレス」が高まり
水需要は2000年から2050年の間に、全体で55%の増加が見込まれています。
※1 国連「世界の人口推計(2015改訂版)」
※2 UNESCO「World Water Resources at the Beginning of the 21st Century (2003)」
出典・参考:国土交通省ホームページをもとに作成
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/mizukokudo_mizsei_tk2_000021.html
子どもたちの未来・安心な暮らし、いきいきとした高齢化社会での健康で安全な毎日。人にとって老若男女を問わず、「水」は欠かせないものです。
自然環境は「水」がなければ育たず、循環型サイクルで生態系のバランスが保たれているのです。地球の自然環境がどこかが崩れ始めると、それは違う場所に影響を及ぼし始めているのです。
クリクラの「サステナブルなボトル」は、繰り返し利用することで、プラスチックの削減と製造工程におけるCO2の削減に取り組んでいます。
またマイクロプラスチックの海洋問題解決にも貢献しています。
サステナブルなボトルは、リユースしていても、リユース工程で傷がついたボトルを廃棄をせず、定規に作り替えて、地元の小学校や福祉協議団体等、国内外へ寄付をおこなって資源の再利用を行っています。
お届けの際の不在時に使用する納品袋を、植物由来の原料を10%配合したバイオマス袋に変更。
石油資源節約とCO2削減の取り組みを推進し、環境に配慮した資材を使用していきます。
製造プラントを全国44ヶ所※1 設けるクリクラは、地域のプラントから配送拠点を経由して最寄りのお客様へお届けしています。つまり、「水の地産地消」を行うことで、移動で排出されるCO2を削減することを極限まで抑えた取り組みを実践しています。
※1 2021年12月現在
工場見学として開放し、「水」の知識や大切さ、安全で安心して飲める「水」の製造工程を、誰もが学ぶことができる生涯学習の場を提供しています。
クリクラ最大規模の本庄工場では、太陽光パネルを利用した設備を導入、クリーンエネルギーにも積極的に取り組み、電力の削減と効率化の取り組みも行っています。
世界には、バケツ1杯の水を手に入れるために、人々が生活を犠牲にしなくてはならないほどの地域が多数あります。そんな地域へ支援活動を行い続けているのが、国際NGO団体であるウォーターエイド。 この活動理念に賛同し、クリクラはポイントから寄付できる取り組みを2016年から続けています。
「暮らしのお役立ち企業」である私たちは、SDGsの精神を理解した上で、
お客様の生活をサポートするとともに、
社会のさまざまな課題を解決するために今後も尽力していきます。
毎日の暮らしの中で続けられる
皆さんの取り組みが、
きっとあります。